2010年12月アーカイブ

家具職人の榑林茂さんは、森下木工所に15才で弟子入りして今年で職人歴66年、
最ベテランの職人さんです。引きだしや座鏡の細工物を得意とし現在もチェストや小引き出しなどを製作されています。

その榑林さんが25歳頃に製作した「本桑座鏡」がお嫁入り先からお化粧に戻ってきました。
浜松のO様のお宅で大事に使われていたものです。
「修理したい座鏡があるのだけど見てくれる?」とのご相談で伺ったところ、偶然にも榑林さんの仕事。それも40年以上前に製作したものと判明したのです。

職人さんも懐かしそうに、嬉しそうに、若き頃の仕事にご対面となりました。
本桑の材料は現在とても貴重な材となり、お化粧直し(修理)も慎重に行いました。

日々の道具として使われ、また使い続けようという使い手のお客様の気持ちは家具職人冥利につきる嬉しさです。

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12月9日、鎌倉の高台にあるK様のお宅に「特注校倉たたみベンチ」をお届けに
伺いました。K様は数年前の鎌倉ギャラリーやまごさんでの展示会にご来場くださった
お客様で、今回は「年末のお餅つきに人寄せに」とご連絡いただきました。
縁台の様に座るのを基本に座卓としても使用できるように、大人の男性が6~7人座っても大丈夫なようにというのがK様からのご希望。頑固になりすぎない、でもしっかりとした脚6本がベンチを支えます。

しっとりとした鎌倉のイメージにぴったりの趣のあるお宅。
このたたみベンチで和やかに楽しい年越しの宴会が開かれるのを想像しています。
ありがとうございました。

特注校倉たたみベンチ  W2000×D×1200×H360(mm) 
材料:タモ材 塗装:ウレタン・校倉色
参考価格:262,500(税込み)
製作者:篠原史生

 

 

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こんにちは。だんだんと寒くなってきましたね。
9月に衣替えをした家具屋校倉中島本店の顔、校倉のれんが冬バーションに
衣替えしました。
柿渋の秋色から墨色へ。赤の落款が引き立ち、きりっとした印象になりました。

こののれんを染めてくれているのは、旧清水市出身で京都在住の染め作家
もちづき繁さんです。
日頃のご愛顧に感謝した冬の展示即売会を開催中。
こののれんを目指して是非ご来場ください。

 

「家具屋 校倉 本店」
〒422-8046 静岡県静岡市中島2811
TEL 054「286」3203