2014年10月アーカイブ

喜寿のお祝いに...

こんにちは、おじさん職人?の根木です(笑)

仕事もひと段落して、ようやくブログ更新です^^;

今回、ご注文頂いた書棚は、喜寿のお祝いにとのことで、

歴史ある和家具のディテールを現代に再現するという大変貴重な仕事になりました。

お祝いの気持ちを込めた製作期間は、日頃の緊張感とはまた違って

あっという間に過ぎていきました。

このような記念の家具製作の機会を頂けたことを大変ありがたく思います。

 

秋田杉と黒柿のコラボレーション...

 

書棚6.JPG書棚1.JPG

書棚2.JPG書棚3.JPG書棚4.JPG

書棚5.JPG

 

光線を当てながら、凹みやキズをチェックしていきます。

組手の部分は、「宇づくり」を組み立て前に施す。

取っ手は黒柿で。

ケンドン式なので強度が必至。座をこしらえて二段ホゾの仕口。

職人として名を入れさせて頂けるのは、名誉あること...

感謝と同時に身の引き締まる思いです。

色々と感慨深い今回の仕事...書きたいことは山ほどありますが、とりあえず今日のとこはこのへんで^^;

杉の宇造り書棚

先日ご紹介した「秋田杉宇造りの書棚」が完成間近になりました。

職人の根木さんは仕上げに没頭中のため、今日はスタッフの撮った写真をみていただきます。

 

けんどん式の扉のアップ写真(美しい木目が伝わりますか?)

村松 1.JPG扉のつまみは黒柿です

S_DSCF7623.jpg
職人さん 根木さんの作業風景(とってもおじさんに写ってますが本当は爽やかな好青年なんです。ごめんなさい)
S_DSCF7622.jpg

 

家具造りの職人さんには、木地職人さんと塗装職人さんがいます。

森下木工所は木地職人さんが5人、塗装職人さんが2人の7名のメンバーです。

 

「塗装は家具のお化粧だから美人さんに仕上がるようにと」と塗装の佐野さん。

森下の家具には塗装には主に「ウレタン」と木地色に仕上げる時の「エコオイル」という方法多いですが、ワンランク上の仕上げには「拭き漆仕上げ」も欠かせません。

 

木地職人の根木正哉さんが造っている特注杉の収納棚には、もうひと手間のお化粧が

施されています。

それは「宇造り」というお化粧。桐や杉などの針葉樹の柔らかい木目と少し硬い木目に

凹凸を付けることで、木目をより美しく見せたり、引き締めたりの効果がある・・・

という理屈はかじっていたものの、根木さんの作業のそばから艶のある(色気がある)

木目が浮き出てくるのを実際に見て、とってもとっても魅力的な仕上げだと実感しています。

 

宇造りをする道具は植物の根を束ねたものや馬の尾っぽの毛を束にした道具がつかわれます。

 

その植物がかるかやとかツグという植物だと知ったのは昨日。ネットの力をかりて知りました。

どの道具も、自然の油分を含んでいるので、木目を凹凸にしつつ艶を出すことができるそう。

 

根木さんにその美しい杉の杢目とケンドン式の収納棚の写真をアップしてもらお!!

 

塗装もお化粧と一緒で厚塗りより素肌美人の薄化粧がいい。素材を仕入れる社長と

木地職人さんの仕事、そして塗装職人さんの連携で美しい家具ができるんだなあ。

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